サイクルボーイのサイクルブログ!

ロードバイクを掘り下げる!

高いロードは速くて安いロードは遅いのか

どうも!このブログの管理人、サイクルボーイです!

 

インスタやツイッターから来てくれて少しずつ見てくれている人が増えてきています!

 

 

ありがとうございます!

 

 

コメントで楽しみにしてると言っていただいた方もいたりと、ブログを続ける励みになります!

 

 

本当に感謝感謝です!

 

 

さて、3回目になる今回は、タイトルの通り

 

 

高いロードは速くて、安いロードは遅いのか?

 

 

です!!

 

 

 

結構気になるところではないでしょうか?

 

 

 

せっかく速く走れる自転車を買うんだったら、速いに越したことはないですよねw?

 

 

という事で、今回はここにポイントを絞り、ガンガン掘り下げていきたいと思います!よろしくお願いします!

 

 

 

 

さて、さっそくなんですけども、結論から申し上げます。

 

 

 

高いロードだから速く、安いロードだから遅いということは、

 

 

全く関係ありません!!!

 

 

冷静に考えると当たり前の事ですけど、意外と値段にこだわりを持っている人もいます。

 

高いものが良いという偏った記事や、情報に流されている方が多く見られますので、

このブログを見たからには、そう言った極端な知識をお持ちの方は修正していきましょう!

 

 

 

ではなぜ速さと価格は関係ないのかを考えていきましょう。

 

 

 

まずは価格についてですが、自転車が

 

 

 

どのようにして価格設定されているかを知る必要があります。

 

 

自転車に限った話ではないのですが、価格設定は例えるなら、

 

 

 

いくつかの積み木が重なり合って、重ねていった積み木の高さが価格になるという事です。

 

 

 

具体的に言うと、研究開発費、広告費、材料費、輸送費、人件費等々、上げだすとキリがなさそうです。。。

 

 

 

 

パッと挙げただけでこれだけのコスト(積み木)が重なっているなら、販売価格は単純にもっと高くなりますよね。

 

 

 

さあ、答えはもう見えてきたのではないでしょうか。

 

 

 

今のところ、速さが関係しているトピックスは出てきていません。強いて言うなら、研究開発費でしょうか。

 

 

 

しかし、この研究開発費も速さを求めるためだけに空力抵抗や、軽量化を目的にしているなら速さに大いに関係ある!という事ができますが、

 

 

 

それ以上に次にあげる重要ワードメーカー側にはドでかく横たわっています。それは・・・

 

 

 

 

売れる自転車を作る!!

 

 

という事です。

 

 

 

売るためには、客は何を求めているか、それは空力軽さあることをメーカーは把握しているから、そこに全力をかけているのです。

 

 

 

なんだか経営学的な話になってきましたが、そういう事なんです。

 

 

 

つまり、売る側は買ってもらいたいから

 

 

 

「最新モデルは研究の結果、空力テストで従来モデルに比べなんと○○%の抵抗削減に成功!」

 

とか

 

 

「新工法で、○○グラムの軽量化を実現!」なんて文字、見たことありませんかw?

 

 

メーカーは売るためにあれやこれやの手法で販売してきます。

 

 

だからと言ってメーカーを責めることはできません。

 

 

普通、企業が利益を求めるのは当たり前の話です。

 

 

最初にも言いましたが、

 

 

つまり、値段と速さは関係ないという事です。

 

 

 

そんなことを言ってると、強い選手は高い自転車に乗っている!

 

 

 

という声が聞こえてきそうですが、答えは簡単。聞いたことがあるでしょうが、それは選手のスポンサーだからです。

 

 

 

強い選手に商品(自転車やパーツ)を使ってもらうことで、それだけですごい宣伝効果ですよね?つまり売れるんです。

 

 

 

さあ、ではどうすれば人より速くなるのか。

 

 

これについて話しましょう。

 

 

答えは

 

 

 

正しい知識と練習です。

 

 

高いロードバイクに乗っていれば、速くなったような気分になります。しかし、それは気分なんですw

 

 

 

実際の僕の体験談を少し話しますと、

 

 

 

大学時代に出場したインターカレッジ(高校で言うところのインターハイ)まで遡ります。

 

 

それまで僕はTREKというメーカーのマドンというシリーズの

 

 

フルカーボンバイクに乗っていました。

 

 

 

当時の自転車では最軽量クラスの自転車でした。

 

しかしインターカレッジの前のレースで落車し、フレームにヒビが入り、いつ折れてしまってもおかしくない状態でした。

 

 

 

そこで当時のコーチの紹介で、市川雅敏さん(日本人初のジロ・デ・イタリア完走者を紹介してもらい、フレームの件を相談すると、

 

 

 

店に置いてあるクロモリ(鉄)フレーム使っていいよ

 

 

 

と言っていただき、鉄フレームをお借りすることに。

 

 

しかし持ってみるとそのフレームが・・・

 

 

めちゃくちゃ重いw

 

当時最軽量クラスのフレームに乗っていてからの鉄は半端なく重い!!!

 

 

 

当時学生で、軽さこそが正義だった僕は、心の中で

 

 

 

「いや、さすがにこれは使えないでしょw

 

と思いましたが、学生ですぐポンと出せるお金もないし、とりあえず借りることに。

 

 

ポジショニングして、初めて練習コースにでると驚きました。

 

 

 

「あれ?けっこういい感じ・・w」

 

 

 

持った感じの重さより、実際に走るとそこまでの重さを感じないのですw

そりゃカーボンと比べるとさすがに重いですが、

 

 

 

数値でみる重さと、体感する重さには明らかに違いがありました。

 

 

これなら勝負できる!と思い、練習を重ねる日々。

 

 

いざインカレに出場すると、結果は6位でした。

 

出場選手は100人以上、山岳コースで距離は120キロ程ありました。

 

 

さらに言うと、上位10名以内には現在のプロロードレーサーも多数います。

 

 

そのレースで、上位の選手は全員カーボンバイクの中、クロモリ(鉄)で6位。

 

 

優勝した選手も知り合いだったのですが、レース後、僕のところにきて

 

 

「それ鉄でしょ?ちょっと持たせてよ」

 

「いいっすよ」

 

「重てぇwありえないでしょw」

 

と笑われw

 

でも乗ると

 

「おー、走るね!」

 

という感想が返ってきました。

 

 

なんて一コマもありました。

 

 

 

レース中も一人完全に浮いていましたww

 

 

 

「あいつ鉄じゃん。罰ゲーム?」みたいなw

 

おわかりでしょうか。

 

 

 

値段、軽さ、全く関係ないんです。

 

 

お金をかけることで所有感や優越感を得ることはできます。

 

 

 

しかし速さは手に入りません。

 

 

 

レースに出て、人より速く走りたいと思うのならば、

 

 

正しい知識と練習しかないのです。

 

 

強くなりたい、少しでも速くなりたいと思っている方は今後も僕のブログを参考にしていただければと思います。

 

 

 

もちろん、自転車は勝負だけではありません。

ゆっくり走っても、とても楽しい乗り物です。

 

 

 

自転車が発明されてからほとんど形を変えていないのは、変える必要がない、すでに完成された姿だからです。

 

 

 

そして、今も多くの人が生活の中に自転車があります。

 

 

それは、レースの勝ち負け以外にも

 

自転車本来の魅力がたくさんあるからではないでしょうか。

 

 

 

そんな魅力いっぱいの自転車を、価格だけで語るのはもったいない!!

 

 

 

これからも自転車の面白さや魅力を伝えていきたいと思います!!

 

 

 

質問や気になることがあればどんどん聞いてきてくださいね!

 

 

それでは今回はここまでで失礼します!

 

 

ありがとうございました!!